練習と実商談の循環

作れる。続けられる。
改善できる。

手もとの資料からコースが作れる。毎回、次に学ぶ論点が返るから続けられる。組織のつまずきが次のコースに戻るから改善できる
この3つが揃うと、練習の評価が上司との振り返りにつながり、実商談の結果がまた練習コースに反映される——という循環が回りはじめます。すべてを貫いているのは、論点という共通の単位です。論点——何について話すか(トピック)のなかで、判断や説明が必要になる問い——を切り出します。取り上げる論点と取り上げない論点は、ねらいに応じて選べます。問いごとに納得を重ねることが、会話での理解の積み重ねになります。
練習して終わりにしないための仕組みが、この循環です。続ける段取り、結果を教材と資材の改訂に戻す道すじ、実商談へ広げる進め方——ご導入後の成果は、この運用の部分で決まります。トップページでご紹介している「論点ごとの結果を、組織の力に変える」にあたるのが、このページでご説明する運用です。

練習と実商談を、
同じ観点で評価します

練習と実商談がひとつの輪になって回ります。8つのステップの図は「iRolePlay」ページでご覧ください。Interactive-Proをお使いでない場合は、5(個人と上長で振り返る)から7(つまずきと強みを、論点で抽出する)へ進みます。

この循環がつながるのは、練習(iRolePlay)と実面談(Interactive-Pro)を同じ観点で評価しているからです。評価の中身は会話の評価のページをご覧ください。

本人・上長・管理者が、
同じ論点を見ます

受講者本人

練習が終わった、その場で。話せた論点・抜けた論点に加えて、点数・出来たこと・改善点・総評が表示され、次にどの論点を練習すればよいかが分かります。講師の予定を待たずに、自分のペースで練習を続けられます。

上長

部下の実施状況・成績・成長推移に加え、どの論点でつまずいているかと、評価が返した改善点・総評まで閲覧できます。振り返りの声かけを、印象ではなく、論点という事実から始められます。

管理者(教育担当)

管理画面で、一人ひとりの実施状況・成績・成長推移を把握できます。未実施者の抽出ができるため、全員分を見比べなくても声かけの対象が分かり、フォローの漏れを防げます。さらに論点ごとの集計を共通の課題と個別の課題に分けてご覧いただけます。

論点ごとの結果を、
組織の力に変える

練習の結果は、論点ごとに「話せた方の割合」として組織に集まります。この割合は、共通の課題——全員が必ずお伝えすべき論点で、教材と携行資材の整備で解決できる部分——と、個別の課題——会話の流れ次第で出てくる論点で、上長の指導につなげる部分——に分けてお示しします。分けるのは、打つべき手がまったく違うからです。切り分けの考え方は、会話の評価のページでご説明しています。

このページでご説明するのは、この結果を月次の運用でどう使うかです。実際の進め方は、次のようになります。

  1. 論点ごとの割合を、月次でご確認いただきます。
  2. 全員が必ずお伝えすべき論点で割合が低いと分かったら、教育ご担当の方にその論点をひとつお選びいただきます。
  3. 翌週までに、携行資材と想定問答の該当箇所を改訂していただきます。
  4. あわせて、その論点だけを扱う再練習コースを追加していただきます。コース1本の生成は最短20分(資料の分量により、目安20〜30分)で、追加も更新も現場の管理者ご自身で行えます。
  5. その再練習コースを、対象の部署へ配信していただきます。
  6. 翌月、同じ論点の割合を見て、資材の改訂が効いたのか、それとも指導が要るのかを分けます。

施策の前後で同じ論点の割合を比べられるため、研修の成果を、受講率や満足度ではなく、話せるようになった論点の増減として社内にご報告いただけます。合計点で人を並べるだけでは、指導すべき相手も、打つべき手も見誤ります。

※ この集計は、個人を監視するためのものではありません。つまずきを責めるためではなく、組織が「教え方」を変えるためのデータです。AIが行うのは一次評価と傾向の把握までで、人事評価を代替するものではありません。

組織に根づいている現場には、
共通点があります

iRolePlayをお使いいただいているお客様のうち、組織にうまく浸透している現場は、学習のレベルと会話タイプごとに、コースをていねいに作り分けておられます。

決まったやり取りを覚えるパターン学習ではありません。お客様の課題を引き出す「マーケットイン」、お客様と一緒に最適解をつくる「価値共創」に練習のねらいを置き、そのコースを繰り返し提供しておられます。いちばん練習したい会話まで踏み込んでお使いいただけているか。そこが、浸透するかどうかを分けています。

練習の目的は、AIとの会話に慣れることではありません。難しいことを、お客様にわかりやすく、ていねいにお伝えできるようになること。この目的を見失わずに設計されている現場ほど、長く続いています。会話タイプと難易度の考え方もあわせてご覧ください。

練習した会話も、
資産になる

iRolePlayの練習は、受講される方ご本人のためだけのものではありません。数百人分の練習対話を組織として分析すれば、どの論点でつまずく方が多いのか、誰の説明が優れているのかが見えてきます。今日の練習が、明日の組織の教材になる。練習すればするほど、御社の会話資産は増えていきます

実際の商談の会話まで資産にする仕組みは、Interactive-Proでご提供しています。練習と実商談を同じ観点で評価できるため、この循環はそのまま実商談側へ広がります。

練習結果の行き先

オプションで、練習結果をSalesforceをはじめとするCRM/SFA(顧客管理・営業支援システム)へ自動反映できます。育成の状況を、日々の営業活動のデータと同じ場所で確認できます。詳しくは外部システム連携のページへ。

はじめ方と期間

導入期間
お申し込みからご利用開始まで、通常約1カ月です。
ご用意いただくもの
PowerPointなどのオフィスファイル、音声、動画。すでに社内にある資料のままで結構です。
コースの追加
環境が整えば、資料からコース1本の生成は最短20分。導入後の追加・更新は、現場の管理者ご自身で回せます。
通信環境
一問一答形式の練習とテストは、オフラインでも利用できます。移動中や通信の不安定な場所でも、知識の定着は止まりません。

最初の90日の進め方(例)

1カ月目——導入と初期コース

環境設定とあわせて、主力商品・重点場面の初期コースをつくります。ご用意いただくのは手もとの資料だけです。

2カ月目——練習の習慣化

週次の練習と、上長との振り返りを定例にします。未実施者の抽出で、フォローの漏れを防ぎます。

3カ月目——実商談との突き合わせ

つまずきが集中する論点を確認し、コースを更新します。Interactive-Proをお使いなら、実商談の会話と突き合わせます。

※ 進め方の一例です。御社の体制・目的に合わせて設計します。

コースづくりの詳細を見る(資料から、コースになるまで)

次のステップ

自社資料で、論点別コースを試す

御社の資料から重要な論点を一つ選び、実際に話せるコースにしてご覧に入れます。